ABLIC Days

2005年5月の日記

2005年05月05日(木)
生還
2005年05月06日(金)
ジャポネ→→日本人
2005年05月10日(火)
またオフロードへ
2005年05月11日(水)
エコロジー
2005年05月12日(木)
フランスで見た!
2005年05月14日(土)
ささやかな凱旋?
2005年05月17日(火)
コ・イ・バ・ナ
2005年05月19日(木)
初心にかえろう
2005年05月20日(金)
テクノロジー
2005年05月24日(火)
大人の味
2005年05月27日(金)
今度はサーキット


生還
ただいまただいまただいま〜!
ラリー、完走しちゃいました〜〜〜!
そして昨日、へとへとになってフランスに還ってまいりました。
パリの野口さん宅で、友人のまゆまゆがご馳走を用意して迎えてくれて、
泣いちゃいそうでした。

砂漠には今年、うちの父とシンクネットプロの野村社長が激励に来てくれたんです。日本から飛行機で来るのだって、ほんとに大変。
日常とはかけはなれたこのアフリカの地で会えたことが、奇跡のように思えます。
ふたりは、写真のようなベルベルテント(砂漠の原住民、ベルベル人が暮らすテントです)に泊まり、砂漠ライフを満喫してました。

日記ではとても話せないくらい、今年もいろいろあったなぁ〜。
その珍道中のお話は、日本に帰ったらゆっくり。

とりあえず今日は、壮絶な闘いを生き抜いてくれたマシンの大掃除をしなくては・・・。
帰ってきてからも、ラリーはいろいろ大変デス。

でも今夜は、パリに住む高校時代の親友の家にお邪魔することになったの。
1年ぶりの再会が楽しみ。
 
2005年05月05日(木)  No.11

ジャポネ→→日本人
 パリ滞在最終日は、高校時代の親友・りえが旦那様&愛娘と暮らすお部屋にお邪魔しちゃいました。
 1年ぶりに会ったりえは、なんと愛車でパリの街をブイブイ言わすまでに成長!
相変わらずママとは思えないほど美しく、オシャレで、
パリの美味しいもの情報やお店事情にも詳しいときてる。
こりゃあもう、尊敬するよね、本気で。
 さらにりえ宅の玄関を入ってみると、「小さい頃、こんな部屋に憧れたよぉ〜」ってウットリ。
素敵な彫り模様のある高い天井に、暖炉。お部屋のあちこちに手づくりのブーケやアートフラワーが飾ってあって、もう気分はお姫様なんだから。
 年上の旦那様とは何度かお会いしたことがあるのだけど、驚いたのは娘のサエちゃん。だって、前に会った時はまだベビーベッドでおしゃぶりしてたんだもん。
今じゃぁすでに、小さなレディです。
 夕食を美味しい韓国料理レストランでご馳走になり、ふかふかのベッドを用意してもらい、朝食にはフランスでも日本でも評判のパン屋さん「エリック・カイザー」のパンを頬張って。
 短い時間だったけど、3人の居心地のよいおもてなしのおかげで、とっても気持ち良くパリをあとにすることができました。タケちゃん、りえ、サエちゃん、ありがと〜!
 
 飛行機は12時間、雲の上を爆走(?)して、無事に成田に降りたち、
私はジャポネからまた日本人に戻りました。

2年目の大冒険は、いよいよエピローグに突入しそうです。
2005年05月06日(金)  No.12

またオフロードへ
 帰国早々、またオフロードを走ることになるとは。
でも今日のマシンはひと味もふた味もちがいます!
なんたって、イギリスを代表する四駆一筋メーカー『ランドローバー』の新型ディスカバリーだもん。
 外観はシャンパンゴールドだし、内装はゴージャスでオシャレなレザーだし、天井高くてひ〜ろびろ。なのに、その性能ときたら別世界の乗り物のよう。
だって、手も足も離してるのに、山を下っていっちゃうんだよ〜。信じられないよね〜。
 同乗した某P誌副編集長いわく、「遊園地のアトラクションみたいだね」
うんうん、そうかも。
 これで砂漠を走るとどうなるのかな。な〜んてまた行ってみたくなったりして。
それにね、このNEWディスコをいちばんに予約注文した人って、女性なんだって!
そういうこと聞くと、女性カーライフ促進委員会会長(自称)の私としては、うれしいね。とってもね。

 それにしても、私はまだ「砂漠ボケ」してることが判明しました。何度も通ってる道なのに、なぜか迷って1時間も遅刻したんです(ごめんなさい)。
やっぱ、砂漠ならCAP見てまっすぐ進んでいけるんだけどさ、日本の道はそうもいかないじゃない?(←開き直り)
 は〜、はやく現代社会に復帰しなくては。
 
2005年05月10日(火)  No.13

エコロジー
 新しいクルマの話が続きますが、これは近未来のクルマ。
「EV」って知ってる? エレクトリック・ビークル、つまりガソリンじゃなくて電気で走るクルマね。排気ガスが出ないから、人体にも地球にも優しい。
「じゃあ、なんで今すぐ全部のクルマをEVにしないの?」って思うよね。
でも、1回に30Hしか走れないんじゃ遠出できないし、バッテリーの充電に10時間もかかったら自由に乗れない。
しかもクルマは常に振動や衝撃にさらされるから、バッテリーの安全性、耐久性の確保だってたいへん。
もうひとつの大問題は、クルマという巨大な乗り物を動かすだけの強力なバッテリーとモーターを、いかにコンパクトにするかってこと。

 今日、三菱自動車が発表したEVはね、なんとタイヤ&ホイールにモーターが組み込まれた、「インホイールモーター」という新技術を採用していたの。
場所をとるモーターがボディの外に出ちゃうんだから、スペース効率はばつぐん。
バッテリー充電も2時間程度まで短縮できるらしい。
 発売は2010年の予定なんだって。会場には試作車のコルトとランサーエボリューションが展示してあったんだけど、みんな床に頭をつけるようにして下回りをのぞいていて、ちょっと面白い光景だった。
……やっぱ気になるよねぇ、ホイールの裏側。
 
 でも、ものすごい勢いで道路の鋪装化が進むモロッコを見てきた私は、1日も早くCO2対策をなんとかしてほしいと痛感。
 ちなみにマスタングは意外にも燃費いいよ。いつも1リッターあたり10Hは走るもん。
2005年05月11日(水)  No.14

フランスで見た!
 午前中、銀座のニッサン本社前にて月刊ガルヴィの撮影がありました。
6月15日発売号を見てみてね。

 午後は後楽園の某ホテルへ移動。自動車関係者がぞくぞくと集まります。
フランスの自動車メーカー『プジョー』が、新型車407を発表したんですね。
プロモーションビデオがめっちゃカッコ良かった!
その会場でお会いしたescalaの美人編集者・鳴海さん(モータースポーツ歴長し!)と、Tipoの最年長編集者(?)嶋田さんと記念フォト。
なんの記念だかよくわからないけど・・・
 407は、フランスでたくさん走っている姿を見ていて、写真で見るより愛嬌があって、スタイリッシュだなって思ってた。
休日にはアクティブな趣味を楽しむような、若いご夫婦なんて乗ったら素敵かも。
女性にも気負わずに乗れる上級セダンだと思う。
月末に私も試乗してくるので、また報告するね。

 夜は2年間一緒にお仕事をさせてもらったKさんが、新しい旅立ちをするので送別会。大好きな中華料理屋さん、神保町の源来軒でたらふく食べた。
まぁ、Kさんとはこれからもしょっちゅう会えるハズなので。
今後もよろしくということで。
目の前で瓶を割って出してくれた紹興酒はフルーティで美味でした。
2005年05月12日(木)  No.15

ささやかな凱旋?
 「完走おめでとう」と声をかけてもらうたびに、ほんとに胸が熱くなる。
ガゼルラリーは、まだ日本では知名度が低いから、最初は説明すると必ず「何なのそれ?」って顔をされたっけ。
 選手として走ること以外に、スタート地点に立つまでに気が遠くなるほどの壁があった。マネージャーも雑用係も広報活動までも、ぜ〜んぶ友莉さんとたった2人で、とにかくやるしかなかった。
 その壁を全部乗り越えて、今、2回目のゴールを迎えて無事に戻って来られたことが、まだ夢のようにしか思えない。みんなにお祝いしてもらうことで、少しずつ現実味を帯びてくるんだと思う。
 
 今日、横浜の赤レンガ倉庫前広場で、ネコ・パブリッシング主催の「ジャパン・ヒストリックカー・ツアー」というイベントが盛大に開かれた。往年の名車から最新スーパーカーまでが会場に集い、ツアー参加車はここから2泊3日のロングツアーに出発することになる。
 その会場の一角をお借りして、私たちもガゼルラリーのPRテントを出展させてもらった。来場者の方々に、現地での写真をたくさんお披露目できて、ささやかな凱旋という感じかな?
お隣りではメインスポンサーのカステルジャパンさんが、6月発売予定のモロッコワイン「HALANA」(アラナ)の試飲サービスをして大好評。とっても賑やかな1日となった。
 アラナは砂漠の野営地で私もたくさん飲んだけど、とってもエキゾチックで美味しい! ワイン通の人にこそ、試して欲しいオススメの逸品です。  
2005年05月14日(土)  No.16

コ・イ・バ・ナ
 「親友」と呼べる数少ない友だちと、1ヶ月も前から集まろうとリザーブしてた、大事な日。恵比寿のベトナム系創作料理屋さんで、ひさ〜しぶりにユカ、ヨシノ、ミドリ、そして私(アキ)の4人で盛り上がっちゃった。
 年頃(?)のレディ4人が集まりゃぁ、話題はとーぜん、アレですね。
コイバナ! 恋のお話デス。
 みんな勢ぞろいするのは2年ぶりくらいだから、
「ええっ、それ聞いてない!」とか「んで、前の彼とはなんでダメになったんだっけ」とか、話が行ったり来たりして、なかなか現在まで追いつかな〜い。
 生ビールにはじまりワインボトル2本は早々とカラに。
それでも楽しい会話は終わるコトを知らないのでした。みんな、いろいろあるよ、ホント(中でも私がいちばん激しいらしいけど……)。
 でもさ、な〜んにもないよりは、哀しいコトでも辛いコトでも、何かあった方がいいって思うんだよね。
経験こそが財産だから。お金じゃ人生は買えないもん。

 この会の趣旨は一応、ミドリの送別会。
もうすぐミドリは、アメリカで暮らしはじめるのです。
不安はいろいろあるだろうけど、きっと、ミドリにとってかけがえのない時間になるはず。
 私も遊びに行くからさ〜。待ってて〜!
パリにいるりえがこの場にいたら、海外で暮らすアドバイスとかたくさんしてあげられたんだろうなぁ。
 ごめんよぉ、気のきいたこと言えなくて。

でも、私もユカもヨシノも、いつでも応援してるよん。
はぁ〜、今夜はちょっと酔っぱらっちゃった。おやすみなさ〜い。
 
2005年05月17日(火)  No.17

初心にかえろう
 初めて気になるクルマに座ったトキメキ。初めてエンジンをかけた時のドキドキ。
「このクルマと暮らしたら、いったいどんな毎日になるんだろ?」って、オーナーになる自分を想像してワクワクしたり、ちょっぴり不安にもなったり。
 いやぁ〜、今日は久々にそんな気持ちを思い出させてもらいました!

 女の子の雑誌「Spring」(宝島社刊)のモデル・niuちゃんが、
初めてのマイカーを買いにフォルクスワーゲンのディーラーに行く、という企画のロケに同行させてもらったのです。
 クルマは欲しいんだけど、「何をどうやって買ったらいいのか、わからないことだらけ」だったniuちゃんは、初めてディーラーに入り、セールスマンさんにいろいろな相談をし、試乗まで体験して、真剣そのもの。
ロケが終わる頃には「ディーラーのイメージが変わった! これなら一人でも買えそう」と大満足の様子。なんかね、一度入ったら買うまで帰してもらえないと思ってたんだって。うふふ。わかるわかる。そう思ってる女の子は多いんじゃないかな。でも、niuちゃんの様子を見たら、そんなことないんだぁってわかってもらえると思う(6月発売のSpring誌面は必見デス)。

 その後、今度はナビとETCを選びにイエローハットへ移動。
入口で、niuちゃん(顔小さ〜い!)と編集者の高野さん(オシャレ!)と私でパチり。(撮影:カメラマンの横江淳さん)
 ここでもまた進化するカーナビに驚き、熱心に説明を聞く一行でありました。

いつの間にかクルマの世界にドップリと浸かってしまった私にとって、niuちゃんの感想やコメントはとっても新鮮だったな〜。楽しいロケ、メルシーでした。
2005年05月19日(木)  No.18

テクノロジー
 クルマって、もんのすごい技術の集合体なワケで、
男性はそういうトコロに惹かれるって場合が多いんだけれど、
女の子にとってみればそれがもう生理的にダメ。
 ケータイの操作説明書でさえ意味不明だってゆーのにね。

 私ももちろん、筋金入りの文系人間だから、エンジニアリングには弱い。
けど、興味はあるし理解したいという欲望は、ある。
私と同じように「わかりたいけどわからない」女の子たちに、聞かれたらやさしい言葉で教えてあげられるヒトになりたい。

 とゆーわけでBMWが年に一度行う「テクノロジー・フォーラム」でお勉強してきました。
……フリーズしました。
会場にいた人たち、みんなこれ理解してるんだろうか。
……精進します。

2005年05月20日(金)  No.19

大人の味
 ひっさびさの九州、別府温泉に来ています。
月刊プレイボーイのお仕事で、生駒副編集長とともにボルボV60 2.4sport editionの試乗会に参加したのでーす。
 別府湾が一望できる素敵なホテルで、クルマについて1時間ほどみっちりと説明を受けたあとは、お楽しみの夕食です。
 ボルボさんならホテルの優雅なレストラン?って思うでしょ。
連れていって下さったのは、なんと超ジモティな居酒屋さん。
お座敷にあがり、総勢18名ほどで長いテーブルを囲むと、「なんか、村の寄り合いみたいだねぇ」とほのぼの。
 出てくるお料理も新鮮な魚貝やお肉や、「お母さんの手料理」といった素朴であったかいものばかり。どれも美味しくて食べすぎちゃいました。

 そして生駒副編集長が感激していたのが、「ひれ酒」です。
熱々の日本酒に「ひれ」がたっぷりで、ライターでボッと表面に火をつけてから飲むんだそう。
 私はたいていのお酒は飲めるクチですが、どうもこの手の「生臭い系」は苦手。
でも、他の皆さんがあまりにおかわりしているので、ひと口もらっちゃいました。
あー、やっぱり、ご当地で飲むとぜんぜんちがうもんなのね。
ぷ〜んと日本酒が薫ったあとに、「ひれ」の風味がふくよかな味を残し……。
 大人の味ですなぁ。
2005年05月24日(火)  No.20

今度はサーキット
 砂漠から戻ってまだ3週間だけど、もう次のチャレンジがスタートする。
6月19日にツインリンクもてぎで開催される「もてぎEnjoy耐久レース」だ。
 去年はモータースポーツ界の大御所である高橋国光さんと一緒に、ホンダがレース用に開発したシビック・ハイブリッドを初めて7時間耐久レースで走らせるチームの一員として、貴重な経験をさせてもらった。
 今年は2台のエントリーで、国さんはシビック・ハイブリッド、私はフィットで挑戦だ。マシンはちがうけれど、チームメイトとしてまた国さんと一緒に過ごせると思うと、とっても楽しみ。

 だけど、私には致命的な問題がある。
実は去年、決勝レースの走行中にスピンし、後ろからきた別のマシンに突っ込まれ、コース外にはじき飛ばされたあげくに横転。
私は横倒しになったマシンから脱出して、そのまま医務室に運ばれたのだった。

 あの時の恐怖がまだ克服できず、どうしても事故前のようにアクセルを踏むことができないでいる。
 スピードが怖い。タイヤのグリップを信じることができない。後ろからクルマが来ると避けてしまう。
 こんな状態になってしまったことは本当にショックで、一時はもうサーキットを走るのは辞めようと思った。
 でもここで逃げるのは、もっと悔しいことだいうのが、1年考えて出した答え。

 今日はもてぎでフィットを走らせて初の練習。やっぱりまだまだタイムは遅いけれど、本番までには何としても、克服しなくては。
2005年05月27日(金)  No.21

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