お盆真っ盛りです。にもかかわらず、ここはサーキット。 トヨタのおひざ元になった富士スピードウェイに、ホンダ・シビック・ハイブリッドで殴り込みだ〜っとばかりに、昨日から来ております。 軽自動車をメインに、1000kmを走破する耐久レース「富士1000km」が開催されたんです。その中にエコカークラスがあり、ホンダの栃木研究所の有志チーム『Racing Hybrid』のスペシャルマシンで出場することになったのです。 打倒プリウス! 打倒天ぷら油! とチームは熱気ムンムン。 あ、天ぷら油というのは、トヨタが欧州で販売しているディーゼルのカローラをベースにしたレーシングカーで、天ぷら油を燃料にして走れるマシンのこと。先日のもてぎJOY耐でも対決したんだけど、ドライバー陣には片山右京さんがいて(今日は欠席)、なかなか強敵なのです。 しかし、私を含め5人のドライバーは、新しくなったこのコースを走ったことがほとんどナイ! いったいどう走ればいいんだ?と疑問モリモリのまま、レースに突入しちゃったのでした。加えて130台を越えるエントリーは、コースのあちこちで大渋滞を勃発させます。コーナーを曲がったら、3〜4台が並んで走ってて隙間がな〜い、思わず急ブレーキ! なんて場面もしばしばでした。 でも、そんな中で予想外に、我がチームは順調そのもの。心配だった雨も、ドライバーの体力も、タイヤもブレーキパッドもヒヤヒヤしつつ結局は問題なく、ゴールまで駆け抜けました。 そして天ぷら油の怒濤の追い上げを振り切り、クラス優勝!! 総合3位!!! なんとも気持ちのいい、真夏の1日になりました。
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2005年08月15日(月)
No.39
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